主催者として制作対象として選択するとき、他の対象にくらべてはっきりとした特徴が無いことに最後まで悩んだのがLoftだった。

チームメンバーのリフレクションと木村の感想は一番下にあります。


10:30〜14:00 ディスカッション・現地調査・ランチ・説明用デザインラフ--------------------------------------------

10:56


13:55



14:00 シャッフルディスカッション(前半)開始-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

14:23




14:30 シャッフルディスカッション(前半)終了-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

14:30〜15:30 デザイン制作

15:30 シャッフルディスカッション(後半)開始-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

15:32




16:00 シャッフルディスカッション(後半)終了-------------------------------------------------------------------------------------------------------------

16:00〜17:00 デザイン制作

17:00 完成



一瞬、東急ハンズとライバルのような存在に思うが全く違う店の方向性。ハンズはパーツ屋、ロフトは雑貨屋。当然、客層も異なる。
客層をよく見ると、男一人、女一人、カップルだったり、グループだったり様々だ。でもあまり年配の方はいない。
ただ唯一共通点は、買ったその日から
生活をプラス1する何かを探しに来ていること。それは自分のためだったり、友人への贈り物だったり。

私の頭の中にできた想定は……若いカップルが生活を始めたその生活の場をには二人で楽しく選んだロフトの商品が見えるそこからロフトの店舗を連動させる方法。
こんなことあるか!といった思い切った、嘘っぽい展開の方が読者は笑いながらはまるものだ。
ちょっと横道にそれるが、むかし、久しぶりに同級生の仲間が集まった。彼は結婚したばっかりで奥さんとペアルックで現れた。帽子から靴まですべてペア。
みんな呆気にとられながら笑いながらなお聞いた。やっぱり下着までペアだったという話。今も印象に残っている。

例えば2LDKのマンションの新居。リビング、キッチン、洗面、お風呂、トイレ、すべての生活の場でプラス1させている商品からロフトのフロア・商品とつないで紹介し、
商品を買ってもらうためのよく考えられたフロア配置の特徴が、ここから見えてくるようだと更にとおもしろい。
一番上の写真にあるアイディアに近いものが見える。残念ながらシャッフルのときの壁には張り出されなかった。

このデザインをベースに、このチームが初期の段階からテーマとした「
五感」を組み合わせることも可能ではないだろうか。
一番下の最終作品には、フロアの中での五感ブロックの配置は分かるが、残念ながらそこから読者に何を伝えたいのか具体的なものが見えてこない。
それで何がいいたいの?というだけで終わってしまうが、連動させることでそれを買った理由はこの感覚だったと理由付けになる。


このチームはかなり長い議論をしていた印象が強い。
やはりメンバーの福元さんのメールでのリフレクションにもこうある。
●持ち寄ったアイデア、収集情報に対する意見交換が十分でなかった。この段階での意見の交換が極端に少なかったように思う。ここが不十分だったため、
 2、3個プランに当たりをつけて現場へ向かう予定が、ほとんど何も共有しないままとりあえず現場に向かうという事態にすりかわってしまったように思う。

●現地調査2回の中で見つけた切り口とラフスケッチ、R25好みに関する情報を用意していたが、チームにうまくおもしろさを伝えることができなかった。
 事前にもっと興味をもってもらえる資料に作りこんでおけばよかったと後悔。口頭説明で補いすぎた。


また、メンバーの在家さんのメールでのリフレクションで、このワークショップで学んだことについて寄せている。
●グラフィックス表現のためのディスカッションは絵で会話するということ。口頭だけではイメージを共有できないので収束しない。
●立場の違う人と話し合うにはターゲットを明確化した方がいい。ペルソナは、異なるバックグラウンドの話し合いにこそ効力を発揮する。
●遠慮してはいけない。


メンバーの松尾君もメールでのリフレクションで、こう振り返っています。
●今回のワークショップではフィールドワークの体験からというより事前の調査の方が重要で、せっかくそれぞれが考えてきたアイディアを活用しなかったというのが
もったいなかったと思います。私達が考えた魅力は五感で感じたことでしたが、それを最終的に自分達の印象で終わらせず実際の商品と組み合わせたりして、
感覚でなく見てわかるものにすることが必要でした。魅力・感覚という目に見えないものを、フロアの色分けという固い表現に落ち着かせてしまったのは考える所でした。



写真のほとんどはオブザーバーの浅野さんからのご提供です。